2005 - Nations d'Étoiles -星の国

Nation d'Étoiles -星の国(パリの地下鉄6号線の終点駅の駅名のナシオンとエトワールにかけ)
私の6枚目のCDにあたりますが、パリの地下鉄の通路で過ごした新年の朝の結晶で、« Chanson pour les Sans-Ciel-無天へのシャンソン» は、半-避難所、半-刑務所、不思議な煉獄のなかで待っているすべての無名の方々に捧げます。手に入らない空の果てに星の国を描く想像をするのにふさわしい場所です。
14のオリジナル作曲となりますが、« Harpométro –ハープとメトロ(地下鉄)にかけ», « Air Noêl –クリスマスの気分» et « Harpe en Fugue –ハープによるフーガ»では、初めてバイオリン、コントラバス、チェロのためのパート曲を書きました。また、友情の名の下に演奏いただいたAlexis Cardenas、 Claude Mouton 及びJean Bartheには、感謝の気持ちです。
また、同様にElvita delgado と Cesar Andradeの協力のおかげです。Elvita delgado には、マエストロCesar Andradeに捧げる« Troubadour-Gentleman »と« Nation d'Etoiles » の作詞を、 Cesar Andrade自身は、作詞と歌手として« Al punto de Caramelo » と« Compadre Pimentel »を手がけてくれました。また、では、彼による作詞をElvitaが歌いました。
ベネズイラのスタイルをテーマのため、ベネズイラの才能あるマルチ演奏家のCarlos Orozcoのパリの滞在の際に、クワトロ、マラカス、エレキ・バスを快く録音してくれるという幸運に恵まれました。彼の演奏のほかに、Alexandre ZanottiのドラムとマリンバのLionel Baracettiにも感謝します。
ブリュクセルのFlorence van den Eedeのチェロの練習を応援するために« Printemps florentin – フローランスの春»を作曲しました。最後に過去のCDと同様にPhilipe Labroueの協力がなければ、この録音は日の光をみることはありませんでした。