2013 - Rayonnances - 光の輝き

この10枚目のCDは、新しい作曲とベネズイラで初めて録音したベネズイラとコロンビアのヤネラ・ハープの曲を、収録しました。
ヤネラ・ハープは、最初、スペイン風バロックハープが教会で利用されるために南アメリカにもたらされ、のち、 特に草原地帯(ヤネラ)の庶民に利用され続けています。
ヤネラミュージックはスペイン風バロック音楽、アフリカン・リズム、現地の音楽が混ざった豊かな音楽です。
40年前の彼の地への旅行、それから、8年間の日本と1年間の台湾の滞在の思い出にさかのぼれます。
この10年間、旅行しなくなり、地につながれ、地獄のような「Denfert(地下鉄の駅名だが、地獄にあたるenfert にかけ)」地下での創造活動を行っていますが、ヨーロッパではみられなくなった半音階のないハープの存在の再現を心がけました衣。
バスフルートを担当くださったBERNARD WYSTREATE、コントラバスのTONY BONFILS,ドラムのALFREDO CUTUFLAとヴィブラフォンを演奏した彼のご子息LUDWIGに感謝します。
また、残り少なくなった「La HARPE VAGABONDE 」からいくつかの曲を加えました。
ストックのなくなった1997年にバルキシメトで録音した最初のCDでCARICIAS DEL VIENTO からも加えてあります。このCDには、ハープ奏者であり、マルチ演奏家のCARLOS OROZNO がクワトロ、マラカス、ベースを担当してくれています。
ベネズイラの伝統的なメロディーを編曲しています。CONCIERTO EN LA LLANURAは、作曲家のJuan Vicente TORREALBAには、残念ながらお会いしたことはないのですが、特に一時期を過ごした日本風の編曲となり、最後には、パリ風になっています。それ以外の演奏は考えられませんでした。
この10枚目のCDの紹介の最後にあたり、ほとんどの録音(CARICIAS DEL VIENTOをのぞく)を担当したPHILIPPE LABROUEに最大の感謝をいたします。
Durée du CD : 1 heure 9 minutes
Mélodies originales de Pascal Coulon (1 à 13)
- Rayonnances
- Eclairs à l'Odéon
- Ariette en tête
- Soleil doré (solo)
- Harpe en carillon
- Fugue et danse
- Jardins oubliés
- Valse endormie
- Rayonnances (solo)
- Le jardin baroque
- Caricias del viento
- Mi Laïma
- Un jardin para mis hijos
Variations sur des musiques traditionnelles du Vénézuela :
- Amigos y parranderos
- Saludando a los Maestros
- Dama antañona - valse
Con cierto concierto...