Harpe en Signe- 印であるハープ

このHarpe en Signe- 印であるハープ は、あちらこちらから来たミュージッシャンが参加してくれた昔の曲をハープ独奏に変曲しました。
カバーの絵は、地下鉄の天井から落ちてくる水滴が私のハープの足元に作り上げた模様を撮影したものを元にしています。偶然に作られたこの模様は、 なんらかの注意で私を覗く目を想像させ、無視できないのです。
神秘な印は、私に何を問い合わせているのでしょうか。雨の日に私の前に落ちる水滴のラッピングは、clapotis d'émotion-感動のラッピング を閃き、また、 des lyres au lac-竪琴の湖、chant de cygne-白鳥の歌は、水からの影響です。Cordes de cristal-水晶の弦は、私の音楽的シンクレティズムの願望からのものです。
特に、このCDのみをお持ちの方に、私にとって大切な2つの曲を入れました。伝統的な音楽のパターンから私自身のオリジナルなスタイルの音楽にたどり着いた Air amadoué-ご機嫌なメロディー と幾人もの親が子供たちを眠らせる時に使うという、やさしくて、ノスタルジックな Ariette en tête-頭のアリエット です。
また、すでに在庫のない"Harpe en sol" から、何年もの間、過ごしている場所を思い出させる"station Denfert-ドンフェール駅を選びました。
そして、協力者であるPhilippe Labroueに感謝します。
A Villejuif début 2016 - Pascal Coulon